紅葉が始まり、登山が楽しい季節になりました。
本格的な山登りだけでなく、ハイキングなども楽しまれる方が増えます。
ただ景色や空気はとても気持ちよいのですが、角度の強いアップダウンやでこぼこ道は思った以上に膝に負担をかけます。
今回は登山を楽しい思い出にするために、サポーターの活用についてお話ししたいと思います。
履くタイプのサポーターは必ず試着を
サポーターには輪になっていて履くタイプと、1本のテープのようになっていて巻くタイプ、数ヶ所をマジックテープでとめるタイプの3種類あります。
履くタイプは病院や整骨院だけでなく、スポーツショップやドラッグストア、ネットショップなどでもよく販売されているのですが、小さ過ぎると苦しくなりますし、大き過ぎると気になる箇所を固定できません。
通院している施設でサイズを相談するか、お店であれば必ず試着をしてから購入してください。
曲げたり伸ばしたりしてみて、必要以上の締めつけを感じないか、反対に必要な個所を固定できているかを確認しましょう。
また、以前通院していた形成外科や整骨院などで購入してすでにお持ちの方も、シーズンの始めは必ず一度つけてみてください。
劣化してゴムが伸びていないか、異なる箇所を締めつけていないかを確認してからお出かけください。
テープタイプのフリーサポーターは、体格に合った太さを
履くタイプとは異なり、テープのようになっているフリーサポーターの場合は、ご自身の体格や部位に合わせた太さのものを選ぶことがポイントです。
細いタイプは手首や足の甲なら固定できますが、膝に巻くには固定力が十分でない場合も。
こちらも医院や整骨院など、専門家のアドバイスを受けて購入することがおすすめです。
「自分で巻いたことがないから不安」という方でも、ご自宅で何度が試したり、実際に巻き直したりしながら使っているうちに慣れてきます。
フリーサポーターは太さが合えば様々な部位を固定できますので、太さを何種類か備えて、「痛みが出そう」と思ったときは予防的に使用してみてください。
毎日使われる方は、マジックテープがおすすめ
上記は当院でおすすめすることのある、マジックテープタイプのサポーター。
4箇所で固定するタイプで、日常的にサポーターを使われる方に好評です。
履くタイプやテープタイプに比べて少し価格は高いのですが、着脱が簡単なのがメリット。
長期的に使われる方なら、検討の価値があるタイプです。
=====================
私もケガやスポーツ時にサポーターをよく使っていましたが、効果を一番感じたのが山登り。
古傷があるわけではないのですが、膝が弱く、以前は山登りをすると必ず夜になって膝の調子が悪くなり、布団の中で曲げるだけで痛みを感じていました。
今は登る前に履くタイプのサポーターをつけ、その上からフリーサポーターを巻いています。
フリータイプのみだと、サポーターのフチでひざ裏が擦れてしまうことがあるので、履くタイプは皮膚の保護の役割も果たしています。
サポーターのおかげで今は痛みを感じることなく家族や仲間との時間を楽しめていますので、一度でも山歩きに不安を感じたことのある方は、ぜひ試してみてください。
=====================
いわさ整骨院は、岡山県総社市で
腰痛や交通事故などに特化した施術を行っています。
土日診療あり、完全予約制。
グラストンテクニックやパーソナルストレッチを導入した施術も行っています。