朝晩の冷えが厳しい季節になりました。
なかなか布団から出られませんね。
いわさ整骨院では、この時期になるとぎっくり腰で来院される方が増えます。
高齢の方に多いのかと思いきや、実はぎっくり腰で来院される方の多くは、30~40代の若い方です。
起きる前に!布団の中からぎっくり腰を防ぐ
予防ができればいいのですが、残念ながら、ぎっくり腰の原因はまだ解明されていません。
タイミングとしては、「朝、洗顔しようとして、かがんだときに激しい痛みを感じた」という方や、「くしゃみをしたらぎっくり腰になった」という方も。
予測できないところも、予防がむずかしい理由のひとつです。
ただぎっくり腰は、体が硬くなっているときや、血流が悪くなっているときに起きやすいということがわかっています。
朝起きて、冷えた洗面所でぎっくり腰になる人がいるのも、このあたりに理由がありそうです。
そこで今日は、「起きる前のストレッチ」をおすすめしたいと思います。
目は覚めたけど、寒くて布団から出たくない…というあのタイミングで、両手を床につけたまま、片足ずつ、膝を曲げて左右に動かしてみてください。
これだけでもぎっくり腰の予防効果がありますよ!
ぎっくり腰はほどよく動かし、無理をしない
「一生起き上がれないのではないか⁉」と思うほどの痛みをともなうぎっくり腰ですが、安静にしていれば1週間ほどで痛みはおさまります。
以前は寝ていなければいけないと言われていましたが、今は適度に動かした方が、回復が早いことがわかっています。
日常生活の範囲内で無理なく過ごせば、必ず痛みは引いていきます。
ただ、痛みがある状態で重いものを持ったり、負担のかかる動きをすることは禁物。
お仕事などのために急いで治したい場合は、早めにご相談ください。
施術の効果は、痛みがひどくなる前の方が期待できます。
予防と早い回復を心がけ、よいお年をお迎えください!